「ん?何やら屋根裏でごそごそ音がするぞ?」
気になりだすと、不気味で安心して眠りにつけないですよね。ネズミかな?とおもって調べてみると、なんとコウモリの巣窟になっていた。なんて事もあるのではないでしょうか?
ここでは、弊社で実際に工事を行った、豊川市にお住まいのT様の事例を元に、屋根裏のコウモリを撃退して、安心して眠る方法についてお伝えします。
T様ははじめ、「屋根裏にコウモリが、住みついていて不気味で寝るに寝れない。他にも、屋根がセメントの瓦で地震が来た時に落ちてこないか心配で…」と仰っていました。
その屋根がどのように変身したかというと。。。
ビフォー

アフター

目次
N様が抱えられていたキッチンのお悩みと問題点
コウモリが屋根裏に居座って、不気味なので撃退したい
コウモリを駆除しようとしても、なかなか出ていかない
コウモリを放置しておくと、屋根裏の糞被害で大変な事になるのではないかと心配
コウモリは、生命力が強く繁殖力もすごいので、コウモリの巣窟にならないか心配
この屋根裏のコウモリに対する処方箋

こんにちは。株式会社 linkerの代表の吉仲正実です。今回は屋根裏のコウモリの撃退に悩まれていたT様のお話です。
T様のお家は、木造2階建ての築24年のお家でした。
T様は、初めは「屋根がセメント瓦なので、地震が来た時に崩れ落ちてきて危険なので、何とかしたい」と思われていました。
そこで弊社にご相談頂いたのですが、お話を聞いていると、「屋根裏にコウモリがいて、撃退しようと思ってもなかなか撃退できない。自分では駆除できないし、どうにかしたい。」というお悩みも聞きました。
屋根裏がコウモリの巣窟になっていて、寝るに寝れないとか、糞害や不気味さで悩まれている方はたくさんおられます。
コウモリは、ちょっとした小さな隙間からでもスッと入って言って、屋根裏を巣にして住みついてしまいます。繁殖力が強いので、放っておくと大量発生してしまい、憤慨に悩まされたり、夜にガサガサと不気味な音を立て、気になって安眠できなくなってしまいます。
また、鳥獣保護法と言うものがあり、この法律によって許可なく殺して退治する事が禁止されています。コウモリはこの法律に守られている為、プロの駆除業者でもなかなか退治しにくい動物です。
この屋根裏のコウモリをどうやって撃退したのか?
解決ポイント1 入り口を塞いでコウモリの侵入経路を断つ
T様のお家の屋根に上り、侵入経路を調べてみると、屋根の軒下にわずかな隙間があり、そこからコウモリが侵入していました。

コウモリの退治法として、市販のスプレーを欠けて退治する方法をありますが、今回のような場所の場合、屋根の上の軒下から出入りしていたので、スプレーを撒こうにも撒けないでいました。
そのため、なかなか対処ができず、コウモリはどんどん繁殖していく一方でした。
そこで、これ以上増殖させないために、巣への入り口を塞ぐことで、そもそも巣を作らせないように対処しました。

上記の写真のように、軒下を板金で覆う事により、コウモリが侵入できないようにしました。写真では、瓦と板金の間に隙間が見えます。ここから入るんじゃ?と思わるかもしれませんね。
T様のご依頼が元々お家の屋根をふき替えるというご依頼だったので、屋根を拭き返る時にしく、防水シートを立ち上げる事によって、コウモリの侵入を確実に防ぐ方法をとりました。
つまり、板金とシートで二重にする事で、コウモリの侵入を確実に塞ぎました。
これで、コウモリに悩まされる事無く、安心して眠りにつく事ができます。また、駆除業者を度々よばなくて済むので、もう何も心を煩わせる事ともなくなりました。
解決ポイント2 藻が生えてきた屋根瓦を吹き替えて、地震と雨漏り対策
元々のご依頼は、屋根がセメント瓦なので、重いから地震が来た時に落ちてこないか心配されていました。また、築24年のお家なので、屋根に藻が生えていました。

セメント瓦は最初は塗装がしてあるのですが、太陽の光や雨風の影響で塗膜が劣化してしまって剥げてしまいます。そうすると、塗膜が剥げたところから、セメント瓦の元々の素地がでてきます。そこに、土やほこりがふちゃくします。そうすると、このように茶色い藻が発生してしまうわけです。
塗装をする事でセメント瓦をそのまま使う事もできます。しかし、塗装をするとなると、高圧洗浄機で屋根の藻をまず吹き飛ばして綺麗に落とさないといけません。そうなると、大量発生した藻が、屋根樋(とい)に流れ、樋を防いでしまいます。
セメント瓦で塗装する事も出来ますよとお伝えしましたが、T様は圧洗浄機で藻を吹き飛ばす時に、大変飛び散るので、お隣さんの壁まで汚してしまうのは嫌なので、と言う事で新しく屋根をふき替える事になりました。

そこで、今回屋根の瓦でも軽く地震に強くて、台風が来ても安心できる、粘土瓦を使用したました。※商品名:三州瓦 鶴弥 スーパートライ110
以前のセメント瓦の場合は、3列に1列だけ瓦を止めるという施工方法だったので、地震が来たときや万が一のときは崩れ落ちてしまう可能性が高い状態でした。
今回は、一枚一枚ビスで打ち付けていくので、風で飛んで行ったり、崩れ落ちてくるという心配がありません。また防水性にも優れているので、雨漏りの心配もなくなりました。
雨漏りが気になる場合はこちらの記事が参考になります。
↓
【実例】雨漏り対策の為の4つのポイント
まとめ
今回は、屋根裏のコウモリの撃退法をメインにお伝えしました。
コウモリで悩まれている方は意外と多いです。
簡易的な方法としては、市販のスプレーを購入して頂き退治する方法があります。
また、それでもなかなか駆除できない場合は、コウモリ駆除業者さんもおられるようなので一度相談してみて下さい。
屋根が傷んでいるので、屋根ごとコウモリを追い払いたいという方は、リフォーム業者さんにご相談してみて下さい。
今回使った商品:
三州瓦 鶴弥 スーパートライ110 TYPE1
カラー:マットグリーン(規格色:9色)