家の壁の反りを直して、サイディングを10年長持ちさせる方法

10年・20年も住んでいると、ふと家の壁を見た時に、外壁が反ってしまっていたと言う話をよく聞きます。

ここでは、弊社で実際に工事を行ったS様の事例を元に、「家の壁の反りを直して、サイディングを10年長持ちさせる方法」についてお話致します。

S様は、「外壁(サイディング)が反り返ってきて、雨漏りも心配だしどうにかしたいの」と仰っていました。

その外壁がどのように変身したかというと。。。

ビフォー

サイディングの反りに悩まれたいたS様

アフター

サイディングの反りが治ったS様邸

 

N様が抱えられていた外壁のお悩みと問題点

南側の外壁に粉が吹いてきていて、服などが触れると粉だらけになる

表の外壁(サイディング)が膨らんできて、外れ落ちてこないか心配されていた

シーリング(外壁の目地のゴムパッキンみたいなもの)が傷んできて、雨漏りの心配があった。

この外壁に対する処方箋

株式会社 linker 吉仲

こんにちは。株式会社 linkerの代表の吉仲正実です。今回はサイディングが反り返ってきて、外れ落ちそうで心配にされていたS様のお話です。

S様がこちらのお家に住まわれてから。築18年になります。今回、外壁をなんとかしなきゃと思われたきっかけは、お家の表側にある、台形になっているお部屋の外壁でした。

 

反り返っている外壁

こちらの台形になっている外壁ですが、外壁が反り返ってしまって、今にも外れそうな状態でした。また、目地のコーキング(目地に詰めるパッキンのようなもの)が劣化していて、切れていました。

外壁が反っている 外壁のシーリングが剥がれている

写真の真ん中の青いシートが防水シートで、その縁に黒くひび割れたゴムのような物が、劣化したコーキング(シーリング材)です。

放っておくと、ここからどんどん雨水などが入っていって、木(柱など)が腐っていきます。そして、シロアリが発生してしまいます。S様も、何とかしないといけないと思われてご相談頂きました。

また、お家の外壁の作りが台形だっただめ、外壁が反り返ってしまい外れ落ちてこないか心配されていました。こうなってしまう原因は、台形の形に外壁(サイディング)を貼ると、必ず開いてしまうのです。

理由は、横に長いサイディングは、塗装が劣化して雨水を吸ったり、太陽からくる紫外線などの影響で必ず反ってしまうのです。また、外壁と外壁のつなぎ目はハの字になっているので、沿ってしまうとコーキングも取れてくるという事です。

外壁の雨漏りが心配だという人はこちらの記事を参考にして下さい。

外壁塗装をして、家の壁の雨漏りを防ぐ方法。

このサイディングの反りの問題をどうやって改善したのか?

解決ポイント1 サイディング(外壁)を張替ずに10年長持ちさせる方法

S様は、外壁が落ちてきそうなことに心配をされていました。そのことから、ご自身では外壁そのものを貼り替えないといけないのではないか。と心配されておられたそうです。

外壁すべてをやり替えるとなると、工事も大掛かりになるので予算も随分と必要になってきます。

現地調査に行き、剥がれそうな箇所を点検して、ビスを打ってみたところ、ビスが聞いたので、ビスさえ打ってしまえばまだ持たせる事は出来るという事をお伝えしました。

S様のお家の外壁は窯業系の外壁材でできていました。外壁材には、大きく分けて金属系と窯業系の2つに分かれます。窯業系の外壁材の特徴はどんな特徴があるのかはこちらをご覧ください。

窯業系サイディングの読み方とメリット・デメリットとは?

金属系の外壁の特徴はこちらをご覧ください。

金属サイディングの欠点と3つメリット

反り返りと雨水が入らないように、板金を施しました

上記の写真は、外れかけた外壁にビスを打って、目地にコーキングをし、さらに反り返りと雨水が入らないように、板金を施しました。これにより、外壁すべてを貼り替えなくても、あと10年は持つようになりました。

反り返りと雨水防止に板金を施す

解決ポイント2 外壁の痛みをこれ以上進行させない方法

外壁の反りは、ビスを打って、コーキングと板金をする事によって、防ぐことができました。しかしまだ問題がありました。それは、外壁の塗装の効果がなくなって来ていた事です。

外壁の塗装は、一見色を塗って綺麗に魅せるだけのように感じますが、実はそれだけではありません。塗装をする事は、風雨にさらされて痛んでくるのを防ぐという役割もあります。

今回の場合ですと、築18年になるお家なので、外壁の塗装が取れて、粉が吹いている状態でした。壁に寄り掛かるると手に白い粉が付いて、嫌な気持ちなるのと、服などについて厄介な思いをするハメにもなります。

粉が吹いている状態をチョーキング現象と言います。外壁が劣化すると起ってくる現象です。要するに外壁が随分劣化しているという状態です。

S様の邸の場合、外壁の反りが治ったのはよいものの、何もせずにこのままチョーキング現象の状態でいると、外壁の劣化が増してきます。となると、今回直した部分はよくても、また別の個所で問題が発生する可能性もあります。

そこで、これ以上劣化しないように、外壁の反りを直すのと同時に、塗装をも一緒に行う事になりました。

外壁を長持ちさせるには塗料選びがとても重要です。塗料の選び方に関してはこちらの記事を参考にしてみて下さい。

家の壁の塗装をする時の塗料の種類とメリット・デメリット

ビフォー

サイディングの反りに悩まれたいたS様

アフタサイディングの反りが治ったS様邸

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