外壁のひび割れを修理して、無塗装サイディングを長持ちさせる方法

外壁にヒビが入っていて修理できないかなろ困っていませんか?

外壁のひび割れをそのまま放置してしまうと、雨水などが外壁の内側に入り、シロアリが発生する可能性もあります。

そこで、ここでは、私、愛知県豊橋市のリフォーム会社(株)linkerが、実際にあった事例を元に、外壁のひび割れを修理して、無塗装サイディングを長持ちさせる方法についてお伝えします。

今回ご紹介するのは豊橋市にお住まいの外壁の塗膜にひびが入っていることで悩まれていたO様です。

 O様は、「色々な業者さんが出入りすることが多く、外壁の塗装をした方が良いと何度か言われました。よく見たら壁の外壁にひびが入っていて…」と仰っていました。

 その外壁がどのように変身したかというと。

ビフォー

外壁塗装前アフター

外壁塗装後

 O様が抱えられていたお悩みと問題点

壁の表面の塗膜が割れてひびが入っていて気になる

 外壁が湾曲していた

 シーリング(コーキング)の隙間から雨水が入り込んで劣化している

 塗料の塗り替えに時期が過ぎていた 

このお家の問題に対する処方箋

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こんにちは。株式会社 linkerの代表の吉仲正実です。今回は、外壁の塗膜にひびが入っていることで悩まれていたO様のお話です。

ご相談頂く前に、O様は外壁にひびが入っているという事で悩まれていました。このままでは景観も損なわれ、雨水の侵入なども心配なので何とかならいものかと、弊社にご相談頂きました。

現地調査に行って、O様のご相談を伺い、実際に工事個所を見てみると、南東側の外壁面や南側のベランダの外壁面などの塗膜が割れて、ひびが入っている状況で、下から見るよりも屋根から見ると状態よくわかりました。

外壁は大きく湾曲してしまっているため、外壁を止めるための釘に付加がかかり、その打った釘の穴から亀裂が入っている状態でした。

このまま外壁のひび割れを放置してしまうと、釘の周りのひびから水が入り込んだり、湾曲した外壁の溝を埋めているシーリング(コーキング)がはがれてしまい、そこからも水が入り込んでしまいます。

水が入り込んでしまうと、下地の木材が傷んで腐食してしまいます。傷んで柔らかくなった下地の部分にはシロアリが入ってきてしまい、巣を作って増え続け、家を食べてしまいます。

そうならないために、O様には、外壁塗装と湾曲した外壁の釘の打ち直し、外壁の目地のシーリング(コーキング)のうち替えをしてはどうかという事をお伝えさせて頂きました。

この問題をどうやって改善したのか?

解決ポイント1 湾曲した外壁を直す工事

O様宅の一番の問題は、外壁が湾曲していたということでした。それにより、壁の表面の塗膜が割れてひびが入っていて気になるというお悩みも抱えられていました。

現状では、塗装だけをしても、ひびから水が入り込んでしまうという問題を解決することができず外壁の中の下地の部分が腐食してしまいます。 

そこで、外壁の釘を打ちなおすことで解決しました。

通常、塗装業者だけでは釘の打ち直しまで行わない場合が多く、その場合は板金屋さんが入って打ち直しをしなければならず、そこまでせずに塗ってしまう事も多いのです。

今回は、水の浸入を防ぐために湾曲した部分もしっかりと補修することにしました。

外壁の湾曲は軽くたたきながらそりを直していきますが、釘穴にひびが入ってしまっている個所は、そのまま叩くと割れてしまう恐れがありましたので、力を分散させるためあて木をしながら丁寧に修復しました。

これまでの場所とは違う個所に新たに釘を打ち治すことで湾曲部分が平行になりました。

 

湾曲した芸壁を直す

こうする事で湾曲していた外壁が元に戻り、釘穴やひび、外壁の溝に雨水が入ることはなくなりました。

解決ポイント2 シーリング(コーキング)を打ちなおす工事

O様は外壁が湾曲していたという問題以外にも、シーリング(コーキング)の隙間から雨水が入り込んで劣化しているという問題も抱えられていました。

現状では、外壁の下地が雨水により腐食してしまい、そこからシロアリが入り込んでしまう可能性がありました。

 そこで、シーリング(コーキング)を打ちなおすことで解決しました。

 通常、縦のサイディングのつなぎ目には雨水が入り込まないようにシーリング(コーキング)をします。今回も縦の部分にシーリング(コーキング)をおこない、雨水が入り込まないようにしました。

サイディングの横の部分は重ねてはめ込んでいくので、隙間ができないように行いますが幅が合わないことがあり、その場合は少しずつずらしていかなければなりません。

サイディングの横の部分は、溝があっても中で15cmほど重なった状態になっているので、下地に雨水が届くことはありません。

しかし、塗装した時に溝の部分がとても目立ってしまい景観が良くないので、横の溝にもシーリング(コーキング)を打つことで溝がなくなり、塗装が綺麗に行えるようにしました。

横の溝にシーリング(コーキング)をせずに塗装をして、後にやっぱり見た目が良くないなどの理由で、部分的に塗装をし直すと、塗ってしばらくの間は違いが分からないのですが、7~8年すると色むらがでてしまうのです。

元々、景観も気にされていらっしゃいましたので、今回は7~8年先のことも考えてあらかじめ横の溝にもシーリング(コーキング)をうちました。

シーリング処理中の外壁シーリング処理をした外壁 こうする事で雨水が入らなくなり、景観もよくなりなりました。

解決ポイント3 長い間塗装していなかった外壁に塗装をする工事

O様は他にも、塗料の塗り替えに時期が過ぎていたという問題も抱えられていました。

20年ほど前に建てられた家はほとんどの場合無塗装版という塗装されていない外壁を使っています。この場合立ててから5年以内に一度塗装を行わなければなりません。

長い期間そのままにしてしまうと、外壁が劣化しやすくなります。外側が劣化すれば内側も劣化し始めますので大掛かりな工事をしなくてはならないことが多く、逆に時間も費用も掛かってしまうのです。

今回はご依頼いただいた時点で、20年以上経過しておりましたので、雨風で外壁は劣化している状態でした。そのため、塗料は持ちも良いフッ素をお勧めしましたが、時間と費用がかかるため、シリコンセラを使用することにしました。

フッ素は、仕上がりの光沢感がとても良く、塗装の持ちも良いのです。しかし、材料自体が割高で、さらに粘りが強い分施工性が悪く、施工に時間がかかってしまいます。

通常、塗装する時には外壁を洗って、シーラーを塗り、最後に塗装します。フッ素の場合は専用のシーラーを使用しなければならず、塗装の工程もシーラーを2回塗らなくてはならないので、通常よりも工程が多い分時間がかかってしまうのです。

今回使用したシリコンセラは、塗料の中にセラミックの粒子が入っていて、そのセラミックの粒子が外壁を守ってくれるのです。近年ではシリコンセラもスタンダードになってきているので、お値段も昔に比べてお手頃です。

シリコンセラを使用し、次回のメンテナンス時期を早めて、経過を見ていくこととしました。

外側をしっかりと守っていくことで内側も長期にわたり守っていくことができるので、早めのメンテナンスが大切です。

シリコンセラ 外壁塗装 外壁塗装後

こうする事で外壁を守り、さらに内側も守ることができ、結果的に時間と費用をかけずにメンテナンスしていくことができます。

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