今あなたは、サッシを交換して新しくしたいと思っていませんか?
サッシがなぜか動かなくなったとか、窓が閉じられないとか重いなど。結露もすごく、冬はとても寒くなるので何とかしたいと思っていませんか?
そこで、ここでは、私、愛知県豊橋市のリフォーム会社(株)linkerが、実際にあった事例を元に、古くて動かなくなったサッシを好感して、快適過ごす方法についてお伝えします。
今回ご紹介するのは新城市にお住まいのサッシの立てつけが悪く開閉できない事で悩まれていたI様です。
I様は、「築45年のサッシが開閉できなくなっていて、夏はとても暑く、冬は隙間風が入り込み寒くて…」と仰っていました。
そのサッシがどのように変身したかというと。。。
ビフォー

アフター
目次
I様が抱えられていたお悩みと問題点
鍵がないサッシなので防犯上不安
冬は隙間風でとにかく寒い
サッシが開かないので風が通らず夏は暑い
このお家の問題に対する処方箋

こんにちは。株式会社 linkerの代表の吉仲正実です。今回は、サッシの立てつけが悪く開閉できない事で悩まれていたI様のお話です。
ご相談頂く前に、I様は古くて立てつけが悪く、開閉できないサッシに悩まれていました。
さらに、サッシには鍵が付いていないので防犯面にも不安を抱えられていました。
このままでは、サッシがずっと開閉できないままになり、夏場の暑さや、冬場の寒さも改善されず、防犯面でも安心できないので何とかならいものかと、弊社にご相談頂きました。
現地調査に行って、I様のご相談を伺い、実際に工事個所を見てみると、築45年の古いサッシは、昔主流だった暑さ3ミリのとても薄いガラスでできていました。
サッシは窓の上にある、鴨居(かもい)というレールと窓の下にある敷居というレールによりスライド式に開閉できます。しかし、今回は昔の古い作りの家なので家の張りの部分にそのまま鴨居が付いている状態でした。
張りの部分は経年劣化し、真ん中の部分がたれて湾曲した状態になっていました。新たにサッシをはめ込んでも、湾曲した鴨居が引っ掛かり開閉を改善することができないといった状況でした。
また、サッシに鍵はついていない状態で、木製の雨戸もありましたが、こちらも開閉ができない状況でした。
このままだと、サッシを交換することができずに、風でガタガタと音がなってしまったり、地震が起きた時にはガラスがすぐに割れてしまったりするのでとても危険です。
また、薄いガラスなので外から簡単に割って、家の中に侵入することも可能なので防犯面でも危険な状態になってしまいます。
そうならないために、I様には、張りを囲う形で今より一回り小さな鍵付きの冊子をはめ込んではどうかという事をお伝えさせて頂きました。
この問題をどうやって改善したのか?
解決ポイント1 防犯性能を上げるため、鍵のあるサッシに変える工事
I様の一番のお悩みは、鍵がないサッシなので防犯上不安ということでした。

この状態では、簡単に窓を割ることができるので誰でも外から侵入できてしまいます。
それを、鍵付きのサッシに変えることで解決しました。それによって防犯効果が高くなり安心して生活できるようになりました。
最近の通常のサッシは、二つ鍵がついているものが主流です。
しかし、大きな家で二人暮らしをされていて、時間帯によっては一人になることも多いという事と、近くに高速道路のインターができたことにより車上荒らしなどが増えているとのお話もあり、さらに2つの鍵をlinkerオリジナルで付け加えました。

うする事で防犯効果がさらに高くなり、安心して過ごすことができるようになりました。
解決ポイント2 ガラスが薄く室内が寒くなるサッシを、断熱性が高いサッシに変える工事
I様は鍵がないサッシなので防犯上不安という悩み以外にも、冬は隙間風でとにかく寒いという問題も抱えられていました。
現状では、部屋の中にいても隙間風が入り込んでしまうので、暖房をつけても部屋が暖まらない状況でした。
それを、YKKのフレミングのサッシに変えることで解決しました。それによって隙間風が入り込むことがなくなりました。
YKKのフレミングは窓枠の色合いが昔ながらの日本の家によく似合うデザインで、新しく取り付けてもなじんでくれるのもメリットです。
窓枠部分はアルミか樹脂を考えていました。アルミは熱の伝導性が高いので、結露しやすいですが、お値段はお手頃なのがメリットです。樹脂は結露しない分お値段は高額となります。
色々と相談した結果、今回はガラスの周りにはアルミを使用しました。
反面、窓ガラスを複層ガラスにする事で断熱性を高めるようにしました。複層ガラスは結露しにくいガラスで、断熱性が高く、防音性もあります。

こうする事で部屋の中にいるときに隙間風が入り込むことはなくなり、暖かで静かな時間を過ごせるようになりました。
解決ポイント3 サッシを開閉できるようにする工事
I様は他にも、サッシが開かないので風が通らず夏は暑いという問題も抱えられていました
現状では、夏場にサッシを開けることができないので、部屋の中に風を通すことができない状態でした。 そこで、サッシを取り換え開閉できるようにすることで解決しました。
ただ、元々の大きさと同じサッシを設置すると、経年劣化により湾曲した鴨居の影響で、設置することができません。
そこで、一回り小さな冊子をオーダーメイドし、それに合わせて鴨居からサッシまでの窓枠を板金で作ることで、サッシの開閉が楽にできるようになりました。
窓自体で涼をとることはできませんが、真ん中の二枚を開けることで大きくサッシが開くので、風が良く通るようになりました。
こうする事で夏でも涼しく快適に過ごすことができるようになりました。