今回ご紹介するのは、豊橋市にお住いの屋根の雨漏り対策を行ったY様です。Y様は初め、「雨が降ると屋根が雨漏りして2階が水浸しになるのでどうにかしたい」という事でお電話を頂きました。
今回は、Y様の事例を元に、雨漏り対策の為の4つのポイントをお伝えします。
ビフォー
アフター
目次
Y様が抱えておられたお悩と、問題点
雨がふると雨漏りして、2回が水浸しになるのでどうにかしたい
自動開閉できる、天窓が自動で開け閉めできなくなった。
天窓が外国製のため、修理するのは困難
2回で寝ておられたが、夏になると屋根の熱が室内に充満して、暑くて眠りにつきに
このお家の屋根に対する処方箋
Y様の一番のお悩みは、屋根が雨漏りしている事と、海外製の自動開閉できる天窓が壊れてしまった事でした。
雨水が天井から滴り落ちてきて、桶を置かないと床が水浸しになってしまう状態にまでなっていました。 また、自動開閉される天窓が壊れてしまって、天窓があきっぱなしになってしまい、雨が降ると空きっぱなしの窓から水が浸入してくるという状態でした。
また、屋根の上に登ると、カラーベストという屋根材が屋根全面を覆っていました。Y様の場合、6月中に工事をしてほしいとのご要望がありました。
6月の梅雨の時期に工事をするとなると、屋根を全部ひっぺ返す事になるので、雨が降ると2回が水浸しになってしまいます。また、家具や衣類、電気用品なども壊れてしまう可能性がでてきました。
この屋根の問題をどうやって解決したのか?
解決ポイント1 天窓の雨漏りを防ぐ
自動開閉できるタイプの天窓でしたが、壊れてしまってその機能が発揮できないでいました。また海外製のため、修理して直すことが困難な状態でした。
この天窓からの雨漏りが一番ひどかったので何とかしないといけませんでした。そこで、天窓の周りを板金で固定して、雨水の侵入を防ぐようにしました。
こうすると、天窓を開く事ができなくなってしまいますが、ご主人様にその旨をご説明すると「特に使ってないし、空いてないとだめなわけじゃなないから問題ないです。」とお答え頂いたので、板金で囲いました。 こうして、問題だった天窓の雨漏りも防ぐ事ができるようになりました。
解決ポイント2 雨水が頭にかからないようにするカバー工法
今回使用した、屋根材は表面がツルツルしているので、雨が降った時に雨水が流れやすくなっています。そのため、勢いよく雨がふると、樋を通り越してお庭にまで雨水が飛んで行ってしまいます。
つまり、洗濯物を取り込んでいたりした時に、突然雨が降ると、頭上から雨水がドバっとかかってしまう状態になってしまうわけです。
そこで、今回Y様のお家では、カバー工法といって、樋にカバーを付けることで、壁のようになり、雨水がドバっとこぼれないようにしました。これにより、突然の雨でも安心して、洗濯物を取り込むことができます。
解決ポイント3 防水シートを貼りつけて雨漏りを防止
あなたは、雨の侵入を防いでいるのは、瓦などの屋根材と思っていませんか?じつはこれは間違いです。確かに、雨が直接当たるのを防ぐことができますが、雨水の侵入を防ぐ事まではできないのです。
雨が降ると、屋根材の隙間から雨水が侵入して家の中に水が入ってきて、雨漏りが発生するのです。
そこで、雨水の侵入をシャットアウトするのが、ルーフィングシートという、屋根専用の防水シートです。このシートを敷く事で、屋根からの雨漏りを防ぐわけです。
このシートを敷いていないと下地のコンパネが水を含みます。コンパネは木制なので水分を含みやすいのです。そのため、コンパネに溜まった水分がシトシトと落ちて、雨漏りが発生します。
画像の緑のシートがルーフィングシート(防水シート)です。このシートを敷く事で、下地のコンパネに水が含まれないようになり、雨漏りが防止できるようになります。
解決ポイント4 二重屋根にして、夏は涼しい状態で眠りにつける
Y様のご要望が6月という事で、屋根を全て取り払って、新しい屋根を作るとなると、2回が雨でぬれてしまう可能性がでてきます。そこで、既存の屋根を残したまま、コンパネと呼ばれる板を貼り、その上に防水シートを敷き詰め、屋根材を取付ける事になりました。
こうする事で、屋根が二重構造になり、家の中に太陽で熱せられた屋根の熱が入りにくくなります。簡単にいうと、お家が日傘をさしている状態になります。日傘をさすのとささないのとでは、感じる暑さも全く違っくるのはきっとご存じでしょう。
既存の屋根を残すことで、工期も短くて済むので、早く新しい状態で過ごして頂く事がかのうです。また、夏も快適に眠る事ができるようになりました。
屋根裏で何か物音がするなんて事がないですか?コイツが原因かもしれません。
↓
屋根裏の●●を撃退して、安心して眠る方法