トイレのリフォームをしたいなと考えた時に、カタログを見たり、リフォームショップやショールームに行って、LIXILのリフォレを発見して「これいいな」なんて思った事があるのではないでしょうか?
でも実際のところ、LIXILのリフォレって評判はどうなんだろう?と思われる方もおられるのではないでしょうか?
ここでは、弊社が実際にLIXILのリフォレを使ってリフォームされたI様の事例を元に、実際にLIXILのリフォレを取り付けるとどのようになるのかをお伝えさせて頂きます。
目次
LIXILのリフォレを取付ける前の状態は?
K様がトイレのリフォームをお考えになられたきっかけは、トイレの便器の下から少し水漏れがしてくることからでした。
また、トイレそのものも古くなってきたのと、収納ができて掃除を楽にしたいというお悩みをお持ちでした。
I様は、ご夫婦共に高校の先生をされていて、土日も部活等で忙しく、お仕事に追われトイレのお掃除をする余裕がない状態でした。
トイレの掃除というと、タンクの下の方や、便器の裏の方などの掃除がとても大変ですよね。
例えば、ホコリがトイレの床に溜まって、溜まったホコリを拭くために濡れぞうきんを使って、前に引っ張ってきますよね。そうすると、床にしゃがんでるついでに、ついつい便器まで拭くわけですね。
すると、雑巾についている束になったような細かいホコリやゴミが、便器に全てこびり着いてしまうわけです。I様のトイレは陶器の便器なので、なおさらホコリが付くわけです。
ですので、濡れぞうきんで何回も拭いて、最後に乾いた雑巾で拭かないと、陶器の便器はなかなか綺麗にならないわけです。
また、テレビの裏側の配線がほこりまみれになるように、トイレでも、タンクの横の給水管の近くや、便座の電気の配線などにホコリが溜まってしまって、掃除をしないと見苦しくなるわけです。
そういった事から、トイレの奥の方を掃除をしなくて良い様にしたいというご希望をお持ちでした。
また、トイレの中に洗剤や掃除道具を置いていたり、替えのトイレットペーパーが雑然と置かれているので、スッキリと見苦しくないように収納したいというご希望もありました。
そこでI様は、LIXILのショールームに行かれて、展示してあったLIXILのリフォレをご覧になり、私に工事のご連絡を頂いたわけです。
LIXILのリフォレの特徴とは?
収納力
LIXILのリフォレの特徴で、まず挙げたいのが、収納のしやすさです。
トイレの中は、替えのトイレットペーパーや、トイレ用の洗剤、掃除道具などで床や壁が埋め尽くされてしまいます。来客があった時などに、トイレを貸すのが恥ずかしいと思われる方も少ないです。
そこで、LIXILのリフォレの場合は、トイレの裏に収納用の棚が用意されています。

写真のように、便器の裏に棚が備え付けられるので、棚の中に掃除道具や洗剤、トイレットペーパーなどを収納できるようになっています。

扉を閉めると、スッキリとしたといれになり、来客があった時でも、気兼ねなくトイレを使ってもらう事ができます。
掃除が楽になります
I様の場合だと、トイレお掃除がとても大変な状態でした。特に、便器の裏側やタンクの下は掃除がしにくく、ホコリも溜まりやすくなっています。給水管や配線があるため、掃除を入れても取りきれない部分がでてきます。雑巾でふくにしても手が届きにくいので、非常に掃除がし辛いわけです。
LIXILのリフォレの場合は、便器の裏がキャビネットになっているので、タンクの下が隠れてしまうので、キャビネットを拭くだけすみます。
また、トイレの便器付近も、普通のといれだと、下の写真の赤丸部分が丸みを帯びていて便器の裏側がとても掃除しにくくなっています。LIXILのリフォレの場合、便器の裏側はカバーが付けられるので、手でサッと拭くだけで済むようになります。

見映えのよいスタイリッシュなトイレに変わる
トイレは、風水的に言っても住宅の中で最も不浄の場所です。人間の一番汚いものを出す場所なので、汚い気があるそうです。
風水的にも不浄の地でもある上にさらに、タンクが見えていたり、給水管や配線が見えていると、なおさら見た目がきになるところですよね。
LIXILのリフォレは、タンクも配線もキャビネットの裏側にかくれて見えなくなってしまうので、見た目がスッキリとスタイリッシュになります。
また、オプションでキャビネットの上に手洗器を取付ける事もできるので、おトイレ後の手洗いも、洗面所に移動する必要がありません。(I様邸では洗面所がトイレのすぐ横にあったので今回は手洗器はとりつけませんでした。)

費用面での注意点
LIXILのリフォレにリフォームする際に注意すべきことがありまあす。それは、費用の面です。
多くの場合、チラシやホームページで記載されている金額は、LIXILのリフォレの本体の価格です。そこからオプションを付けると当然値段は上がってきますが、オプション以外にも費用面で注意しておきたい事があります。
それは、給水管の位置です。
これはどういう事かと言うと、最近のトイレのリフォームは、トイレの掃除をしても、汚れて取れない人のための解決法でもお伝えしているように、リモデルと言って1日で素早く工事を終わらせることができます。
しかし、この給水管が壁のどこから出ているかによって、工事の内容が変わってきます。例えば、LIXILのリフォレを取付けようとした時に、給水管の元の位置がタンクにとても近い状態だと取付けられないというようなことが出てきます。
その場合、トイレの壁を壊して、給水管の位置を変えないといけないという工事が必要になってきます。この分の費用もでてくるわけです。

給水管をLIXILのリフォレに取り付けるためには、配管を曲げないといけません。この配管が丈夫にできていて、ホースのように柔らかいわけではないのです。つまり、曲げにくいわけです。なので、配管がきちんと曲げられるいちに、壁から出ている給水管がないといけません。
また、LIXILのリフォレのキャビネットには、真ん中に棚があるのですが、この棚を取付ける時にコンセントの位置や、給水管の位置によって、コンセントや給水管の位置を変更しないといけないケースもでてきます。
なぜかというと、コンセントや、給水管の位置を変更しないとLIXILのリフォレのキャビネットの棚が付かないからです。なので、寸法の事などをシビアに見て行かないと、トイレの裏の壁をいじらないといけない状態になってしまいます。
I様邸では、なんとか配管を曲げてLIXILのリフォレのタンクに取り付ける事ができました。
このように、工事をする上で実際にどのようにLIXILのリフォレを取付けるかという事で、価格が変わってきます。つまり、本体価格だけではなく施工価格が変わってくるという事です。
とくにこの施工価格については、業者によって施工方法、つまり解決方法が変わってくるので値段が違います。価格は安くても、無理やり取付けるなんていう業者もいるので、あまり安さで判断すると失敗してしまう事があるのでご注意下さい。ちなみに、良い業者さんはきちんと実測を行って、どうするべきかご提案してくれます。
まとめ
今回は、I様の事例を元にLIXILのリフォレをご紹介いたしました。
LIXILのリフォレを実際に取り付けたI様からも、お掃除がしやすくスッキリと見た目が良くなったと仰っていただけました。
LIXILのリフォレは収納が気になる方や、掃除を楽にしたいという方には持って来いです。
また、リフォレを使ってバリアフリーにすることなんかできるの?と言う方もおられるのですが、十分できます。
というのは、リフォレにかかわらず、バリアフリーにするには、施工の仕方次第だからです。例えば、敷居を無くしして、床を上げるなどをして、廊下とトイレをフラットにすればバリアフリーにすることは十分可能です。
トイレをバリアフリーにしたい人はこちらの記事が参考になります。
↓
トイレをバリアフリーにして、つまづかないようになった例
これから先の生活が心配だとか、年配の方と一緒に住まれているという方や、車椅子生活などの方にとってはバリアフリーにすることはとても重要でしょうから、一度相談してみて下さい。
ちなみに、工事後に「卓上のカレンダーや、時計を置くのも良いかもしれませんよ」とお伝えしたところ、I様は風水にお詳しく、トイレにカレンダーは置かない方が良いとお答えになられました。
理由をお伺いしたところ、「トイレは家の中でも最も不浄の地なので、きたない気があるんだ。カレンダーは未来を予測するものだから、不浄の地に未来を予測するカレンダーを置くのは風水的にあまり良くないの。だから、黄色い物を置いて明るいトイレにする方が風水的に良いのよ(^○^)」との事でした。
風水が気になる方は、是非トイレにカレンダーではなく、黄色のものを置いてトイレを明るくしてみて下さいね。
今回ご紹介してLIXILのリフォレ以外にも、トイレの掃除が楽になるトイレがあります。下記の記事をご参考にしてみて下さい。
↓
トイレの掃除をしても、汚れて取れない人のための解決法