【施工例有】新築の失敗しない外構のデザイン3つのポイント

重厚感のある門扉 左

今新築の外構のデザインをどんなふうにしようかと思われてこのページをご覧頂いておられるのではないでしょうか?新しく住む、お家ですからデザインもご自身が納得のいくオシャレなものにしたいとお考えの事でしょう。

とはいえ、ハウスメーカーに出された外構・エクステリアのデザイン案が微妙とか、正直ダサいとか、そもそも設計士さん自体がオシャレさやデザインに疎いのではないか?と思われておられる方も、中にはおられます。大きなお買い物ですから、後悔せずに、こだわってやりたい。そう思われていることでしょう。

実際に、住む前ははお金を節約するため、外構は必要最低限のものにした。でも、いざ住んでみるとご近所のお家の外構がみんなきれいにしていて、自分のお家だけダサく見えてしまっている。と後悔している人もおられます。

また、煌びやかなデザインが気に入ったので、そのデザインで外構工事を行ったものの、いざ住んでみると、植木の落葉掃除が大変だったり、メンテナンスが大変だったり、車の出し入れが不便な生活を強いられるなんて事も起こりえます。

せっかくご新築を建てられるですから、住み心地が良くてデザインもオシャレなものにしたい事でしょう。そこで、今回は、弊社で新築の外構工事をご依頼頂いた、K様の事例を元に、新築の外構のデザインで失敗しない3つのポイントについてお話したいと思います。

はじめに

住宅の外構は、一度作ると、気に食わないからやり直すという事ができません。なので、新築の外構をどうするかというお打合せの段階で、業者さんと十分なお話合いをして、納得のいく状態で工事に臨むことが重要です。

K様の場合は、お打合せの時点で、「植栽はあまりいらない。建物の雰囲気に合った重厚感のある門扉・門壁を作りたい。犬の遊ぶ場所を広く取りたい。犬の足が土であまり、汚れないようにしたい。仕事からの帰りが遅いので、夜は明るくしておきたい。」というご要望をお持ちでした。

このように、まずはお打合せの時点で、どのようにしたいのかを明確にする事が大切です。新築の場合、一戸建てにお住まいになられて、ご自身でお庭や外構の管理したご経験が無い方が大半です。なので、業者さんに、新築を建てた先輩は、どのような暮らしをされているのか?を聞いてみると良いです。

そこで、自社のデザインを押し通そうとして来る営業マンや、これと言った提案もなくただただ費用を安くしようとしてくるハウスメーカーの営業マンに当たった場合はご注意してください。あなたの生活スタイルや、家族構成、日頃の使い方が考慮されていない、業者本位の外構になってしまいかねないからです。

この時点で、住み心地の良い外構になるかどうかが8割きまります。新築の外構をする時の業者の選び方の一つとして、あなたのお話をよく聞いてくれるかどうか?という事を判断基準にすると失敗を防ぎやすくなります。

その上で、新築の外構のデザインをどうするか考えていきましょう。

失敗しない新築の外構のデザイン。注意すべき3つのポイント。

住宅の外観とのバランスをとる 

新築の外構のデザインを考える上で、まず頭に置いておきたいのが、住宅の外観と外構のデザインとのバランスです。

どういう事かと言うと、K様の場合、お家は地元中堅ハウスメーカーで建てられました。また、外壁にはグレードの高いタイルを使用し重厚感のある高級タイルの外壁を選ばれました。

建物の外観印象を決めるのは、外壁です。K様の場合、外壁に重厚感のある高級タイルを使用されたため、例えば極端な話、外構をケチってコンクリートブロック(CB)だけにするなどすると、外壁は重厚感があるのに、外構はなんだか安っぽいな…となってしまいます。いわば、私服がダサいイケメンと言った感じですね。

また特に、重要なのは外壁のとの色のバランスです。極端な話、外壁の色がピンクで、外構がダークブランだと、色味がアンバランスになって、せっかくの新築がダサくなり台無しになってしまいます。そうならないためにも、外壁の色と外構の色は同系色にするのがお勧めです。

K様のお家では、外構の顔である門扉と門壁が考えどころでした。というのは、外壁が重厚感のあるタイプだったので、外構を明るい色味にすると、軽い印象になり安っぽくなってしまいます。

そこで、外壁の重厚感と調和するように、外構の顔である門扉はLIXILのジオーナ門扉のクリエダークというタイプの門扉を使いました。また門柱も重厚感がでるように、門壁の真ん中に、UNISONのパイルストーンのラスティックスレートを使用しました。

重厚感のある門扉 左 住宅の外壁を考慮しないとバランスが崩れてしまう可能性があるので、外壁と同系色の茶色にすると、より重厚感が出ます。

重厚感のある門扉 右

これが、普通のアルミタイプ門扉だと、せっかく新築を建てたのに、お家が台無しになってしまいます。門扉は毎日通る場所です。朝は爽快にお見送りしてくれます。お仕事でお疲れのあなたが帰って来たときに、お子様や奥様よりも先に貴方を迎えてくれる場所です。

建物との外観と色味などを合わせる事によって、通るたびに「あ~失敗したな」ため息の出る門扉ではなく、毎日門扉を通るたびに愛おしく思えるようになりますので、気持ちよくお見送りお出迎えしてくれる門扉となりました。

また、来客があった時に、入り口からお客様を気持ちよく迎えてくれるので、来客者の方もきっと羨ましがられることでしょう。

住宅のプランを練る時点で外構も考慮しておく

新築の外構のデザインで失敗しないポイントの2つめは、住宅のプランを練る時点で外構も考慮しておく事です。

これはどういう事かと言うと、K様のお家の場合、道路の境界から、お家の外壁までが4.8mしかありませんでした。駐車場を作る場合、奥行きは最低でも5.5mから6mはほしいところです。というのは、5.5mから6mほどとらないと、車が境界からはみ出てしまう事が多々あるからです。

K様のお家の場合、4.8mしかなかったため、ミニバンやSUV車など、大きな車を縦に入れられませんでした。なので、斜めに入れるしかありませんでした。

とりあえずは、お二人でお住まいなので、1台は縦に停める事ができますが、もう一台は斜めに止めざるを得ない状況でした。結果的には、斜めに入れても出入りがしやすいので問題はないご様子でした。

とはいえ、駐車場を作る場合、敷地にもよりますが、取れるようであれば奥行きは必ず5.5mから6mはとるようにした方がよいです。

K様のお家の場合は、お家そのものの面積がとても広く、敷地いっぱいまでお家が立てられているので、駐車場を4.8mで作らざるをなえい状態でした。

ここでお伝えしたい事は、住宅のプランを練る時に、外構の駐車場の事まで考慮していれば、あと1mほど延ばせば車をスッと入れられたかもしれないからです。

もちろん、お家の規格により、K様のような状態になる場合もます。とはいえ、何も考えずにお家のプランだけ先に終わらせて、外構は家が建ってから考えるとなると、後の祭りです。

住宅のプランを考える段階で、外構の事もある程度考慮しておくことで失敗を防ぐことができます。

材料の安さよりも、趣味趣向に合うかを重視する

新築の外構をデザインするときによく耳にするのが、ウッドデッキやフェンスを木製にしたいという方です。

確かに、木製のフェンスやウッドデッキだと、ナチュラルな木の風合や、自然の風合いが出たり、痛んでくるとビンテージ感がでるので、オシャレな感じがしますよね。目隠しフェンスにもなります。また、木製の安い材料例えば米松を使う事で、材料代を下げて、外構費用を抑えようというのも一つの考えではあります。

ただし、木製にする事には注意が必要です。というのは、木製のものを外構で使うと必ず腐ってくるからです。。※木製の材料は腐りにくくするために、定期的に塗装をする必要があります。

メンテナンスのために、DIYで自分で色を塗ったりするのが好きな人や、自分で手を加えることができる人は、木製の安い材料を使っても良いでしょう

反面、DIYを特にやりたいわけでは無く、とにかく安くするために木製のフェンスなどにすると、腐った時にどうする事も出来ずに困ってしまいます。

ご自分の趣味趣向や性格、好きな事、やりたくない事を考えずに、ただ安くてオシャレだからと言って、定期的なメンテナンスが必要な木製のフェンスなどにすると失敗してしまいます。

特に、ご夫婦共にお仕事がお忙しく、お家を留守にされがちな方の場合は、上記のような事を考慮しておかないと、築5年~10年後にまた外構工事をやり直さないといけないなんて事も起きてきます。

K様の場合は、ご夫婦共にお仕事でお忙しく、お庭の管理まで行き届かないというライフスタイルでした。また、K様のお宅は、周囲が畑だったのか何なのか雑地の状態でした。

なので、夜になって家の明かりをつけると、虫が大量によってくるのです。さらにその虫を捕食しにクモなどの様々な虫がうろつくわけです。そんなかに管理しきれないほど植栽をすると、蜘蛛の巣だらけになってしまいます。

また、お仕事でお忙しいので、植木の剪定などの定期的なメンテナンスが行き届かなくなります。すると、雑草だらけの荒れたお庭になり、落葉掃除も大変な状態になる事から、手がかからないように小さな常緑樹を2本植えるだけにしておきました。

植栽

上記のお写真ではロックガーデンになっていますが、通常ロックガーデンは、石を積み上げるだけの施工を行います。しかし、K様は愛犬家で、小さなワンちゃんをたくさん飼っておられます。

そんな小さなワンちゃんが、お庭に出て走り回った時に、石がこけて来ると怪我の基になって危険な事から、石と石の間にセメントで目地を入れる事で、石が崩れ落ちてこないようにしました。

新築の外構のデザインを考える場合、実際に利用するときにどうなるのか?まで考えてデザインをする事はとても重要です。

ライフスタイルに合ったデザインにする

K様は、毎日お仕事で忙しいというライフスタイルでした。そのため、お庭の管理が行き届かなくなり、放置すると雑草だらけになって、せっかくの新築がすぐに荒れてしまうという恐れがありました。

休日に草引きをするのもよいですが、腰を痛めたり、手首を痛めるなどの腱鞘炎になってしまうと、お仕事にも支障をきたします。また、せっかくの休日が草引きでつぶれてしまいます。

そうならないように、お家の周りに防草シートを敷いて、草引きの手間がかからないようにしました。

防草シート

お庭に関しては、娘様が犬のトリミングサロンを経営されている事もあり、とても愛犬家でした。大きなワンちゃんと小さなワンちゃんをお家の中で飼われておられます。

犬を飼っておられる方ならお判りでしょうが、遊びたそうに窓から外を眺める姿を見ると切なくなってきますよね。そこで、K様のお宅では、窓を開けるとすぐさま外で走り回れるように、人工芝を敷いてドッグランを作りました。

ドッグラン

ただ、ドッグランを作る時に最も注意しないといけない事があります。それは、脱走しないようにする事です。特に小さなワンちゃんは、わずかな隙間をくぐって外に出て行こうとします。K様のお宅の場合、赤丸で囲ってある、門扉の柱とお家の基礎のわずかな隙間をくぐって出て行きそうになりました。

犬の脱走を防ぐ

そのような脱走を防ぐために、ロックガーデンで使用したものと同じ石を置いて、デザインを損なわずに脱走を防ぐように施工しました。

このように、普段あなたがどのように過されるのか念頭に、新築の外構のデザインを考える事で、心からやってよかったと思えるお庭・外構・エクステリアを手に入れることができます。

新築の外構のデザインのご提案をもらう時には、ライフスタイルを考慮してくれる業者さんを選ぶと、後悔しない外構を手に入れる事ができます。

まとめ

以上、新築の外構のデザインで失敗しない3つのポイントについて、弊社で工事をさせて頂いた、K様の事例を元にお話をさせて頂きました。

新築を建てたご経験のある方で、「デザインで失敗した~」という経験をお持ちの方に多いのが、ケチって安くで済まそうとしてしまったという方がです。

だからと言って、高いものを買いましょうと言っているわけではありません。ケチって安くすること自体も悪くない事ですが、反面、使いづらさや、メンテナンスがかかるなどのデメリットも出てきます。

今回の記事の内容をご参考にして頂き、新築の外構のデザインを考えてみて下さいね。

新築の外構を予算内に収めたい人は、この記事が参考になります。

新築の外構を予算内に収める、必要最低限やっておきたい3つの工事

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