
冬は暖かでお掃除もしやすいシステムバス。
うちのお風呂もやっぱりシステムバスにリフォームしたいなぁ!と思って、システムバスの大手メーカーを色々とみてみるものの・・・種類や機能、値段などもバラバラで、一体どの商品がおすすめなのか分からなくなってしまう。そんな経験はありませんか?
各メーカーのシステムバスはランク分けされており、値段が安いものは基本的に標準装備のみの物が多く、選択肢が少ないものが多いようです。
価格の高いものはそれだけ贅沢な材質やオプションがついています。こだわりぬいたお風呂で癒されたいという人はワンランク上の上質なシステムバスを選択しているようです。
そこで、迷っている人に、システムバスでおすすめなのは、ある程度の機能性や清掃性を備えることのできる中価格層のシステムバスです。
今回は、大手メーカーのそれぞれの中価格層の「システムバスでおすすめの4つの人気のバスルーム」をご紹介します。
目次
おすすめシステムバス1 lixil(リクシル)の「アライズ」
アライズのコンセプトは「心地よいお風呂で、もっとお風呂が好きなる」です。
このシステムバスがおすすめなのは、浴槽がサーモバスと言って、お湯のあたたかさを持続させる構造になっている事です。
従来の浴槽に比べると、お湯を入れてから4時間後には従来の浴槽では、7℃ほど温度が下がっていました。それがサーモバスの場合、2.5℃ほどさがるだけになっています。
理由は、浴槽と、浴槽のフタに保温材が使用されているからです。そのため、最後のお一人までお湯の暖かさが持続するというわけです。
ほかにもこのシステムバスがおすすめな点として、床にキレイサーモフロアを使用していることです。キレイサーモフロアは、皮脂汚れを着きにくく、そして落としやすくすることでいつまでもキレイな状態が続きます。
また、キレイサーモフロアは特殊な表面処理と独自の遮断層で、冬のお風呂場の冷たい床をエネルギーを使うことなく実現しています。
お掃除が大変な排水口も、くるりんポイ排水口を搭載ししています。
くるりんポイ排水口とは、残り湯を流した時にうず流を発生させ、排水口の中のゴミをまとめてくれる構造になっています。
排水口の構造自体もシンプルになので、中まで手が届き掃除が楽になっています。
lixil(リクシル)の「アライズ」はシンプルなデザインと保温性・清掃性を両立させたシステムバスと言えるでしょう。
価格:695,000円~
おすすめシステムバス2 toto(トートー)の「サザナ」
サザナのコンセプトは「くつろぎとお掃除ラクラク」です。
このシステムバスがおすすめなのは、「くつろぎのサンジュウマル」とうたい、床にはほっカラリ床を使用し、膝をついても痛くないクッション性のある素材にしていることです。
W断熱構造で内外気の冷たさでもしっかりと遮断し、冬でも温かなホッとできる床を再現しています。
また、タイルのようなデザインで表面に刻まれている溝を伝って水が流れていくので、翌朝にはカラリと床が乾いているのもほっカラリ床の特徴です。
他にもこのシステムバスがおすすめな点として、シャワーはエアインシャワーというシャワーを使っている事です。
エアインシャワーとは、水に空気を含ませ水の粒が大粒化することによって、少ない水でも満足感のあるシャワーで節水できるようになっています。
また浴槽には魔法びん浴槽を使用しているので、家族が順番に入っても最後の人までずっと温かさが続き、抜群の保温力をもっています。
「お掃除ラクラククリーンでうれC」というコンセプトの元、清掃性にも優れています。
先ほどご紹介した、ほっカラリ床はカビも生えにくく、浴槽の表面はアクリルウレタン系樹脂を使用することで、はっ水・はつ油効果で汚れを弾かせて落としやすくしています。
また、カラーバリエーションも豊富で44色から壁のカラーを選べるのも魅力です。
toto(トートー)の「サザナ」は機能や節水、清掃性、価格など、バランスの良いシステムバスです。
価格:800,000~
おすすめシステムバス3 Panasonic(パナソニック)の「リフォムス」
Panasonic(パナソニック)の「リフォムス」のコンセプトは「もっと、あたたかく使いやすく」です。
このシステムバスがおすすめなのは、浴槽に暖かさの秘密がある事です。
その温かさの秘密は保温浴槽Ⅱという浴槽が使われていることです。保温浴槽Ⅱとは、発砲ポリエスチレンを使用し、浴槽も風呂フタも断熱効果でしっかりと保温されます。
床にはスゴポカフロアを使用し、冷たくないのではなく、足元から温かな床暖房を搭載しています。入る時も出るときもあたたかです。
他にもこのシステムバスがおすすめ点として、カビシャット暖房換気乾燥機で浴室内をしっかりと乾燥させることによってカビを抑制してくれるという事です。
床はスミピカフロアを使用し、目地がなく隅まですっきりキレイにできます。
浴槽には人造大理石を使用しているので、水や汚れを弾いて、清掃性にも優れています。
使いやすさでは、3つのタイプの高さでカウンターを選ぶことができます。高めに設置すれば腰に負担をかけにくく、低めに設置すれば水栓下の空間が広く使え洗面器なども置きやすくなります。
おきラク手すりは、浴槽からカウンターまで途切れることなく設置された使いやすい手すりです。シャンプーなどの小物も置けて使いやすくなっています。
また、吐水・止水の操作はワンアクションでできるライトタッチ水栓も搭載しています。レバーを握らなくても上下するだけで流量調節ができる美しいデザインとなっています。
Panasonic(パナソニック)の「リフォムス」は値段は少し高めですが納得の最新機能を搭載し、快適で使いやすく、あたたかな冬にぴったりのシステムバスです。
価格:1,118,000円~
おすすめシステムバス4 タカラスタンダードの「LUNO(ルーノ)」
タカラスタンダードの「LUNO(ルーノ)」のコンセプトは「耐久性」です。
このシステムバスがおすすめなのは、他のシステムバスにはない地震に備えるシステムバスで、がっちり支えることのできるフレーム架台が特徴です。
一般的なシステムバスは数本のボルトで固定をしているので耐震性に乏しいと言えます。LUNO(ルーノ)は震度6相当の実験でも優れた耐震性を証明しています。
他にもこのシステムバスがおすすめな点として、おたすけコックというタカラスタンダードだけの安心装備で、災害時に断水になってしまった時の貯蓄水を準備しておけることです。水の量は4人家族が4日間必要な量である180リットルを貯水でき安心です。
寒い冬場は温かさが重要となりますが、浴室全体を保温材で囲み、浴槽にも保温材を使用し、高断熱のパーフェクト保温を実現しています。
清掃性も考えているので、壁はホーローを使用し、床は磁気タイルで傷がつきにくいのでデッキブラシでこすっても大丈夫です。タイルなので冬場は冷たいのが難点です。
ドアはパッキンレスとなっていますので、ドアパッキンにカビが生えることはありません。
タカラスタンダードの「LUNO(ルーノ)」は耐震性に優れた安心のシステムバスと言えます。
価格:668,000円~
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は大手メーカーのシステムバスでおすすめの4つの人気のバスルームという事についてお話しました。
デザインに優れているメーカーや、安全を大切にしているメーカー、使いやすさや清掃性に強いメーカーなど、メーカーによって、コンセプトがあります。
システムバスのおすすめはどんなものがあるのか分からなくて決められない時には、まずは大手メーカーがどんな商品を扱っているのか確認をしましょう。
そして次に、そのメーカーの中のそれぞれの商品について知りましょう。
そうすることでその商品のランクや機能、特徴などが分かり、安くても機能の少ないものが良いのか、高価でもデザインや機能を兼ね備えたものにしたいのか、自身がどんなシステムバスにしたいのかということが見えてくるはずです。
今回はどのメーカーのシステムバスも中価格層の物をご紹介しました。
基本的にはどれを選んでも間違いない商品ですので、自身が一番大切にしていることと、そのコンセプトが一致するシステムバスを選びましょう。
そうする事で、何年も使うシステムバスで、1日の疲れをいやし、納得のくつろぎ空間を選択することができます。
システムバスに変えたいけど、どんなおすすめのシステムバスがあるのか知りたい方は、是非今回の記事を参考にしてみて下さいね。